
今日はキャンプ初心者がキャンプサイトを選ぶときのコツを紹介するよ
キャンプ場はどんなところなのか?オートサイトやフリーサイトとは何?どちらがよいのかわからないとお困りのキャンプ初心者の方は必見!
この記事ではキャンプサイトの基礎知識や初心者が迷うキャンプサイトの選び方を解説しています。
実はキャンプサイトを選ぶのに難しく考える必要はありません。結論は、初心者がキャンプサイトを選ぶときはオートサイト(オートキャンプサイト)を選ぶべきです。
この記事を読めばキャンプサイトの基礎知識や初心者がオートサイトを選ぶ理由や実際にキャンプサイトを選ぶときのポイントが分かります。
キャンプ初心者がキャンプサイトを選ぶとき

キャンプ初心者がキャンプサイトを選ぶときに難しく考えすぎることはありません。簡単にオートサイトとフリーサイトを決める方法があります。それは、初心者はまず「オートキャンプサイト」へ行くことです。
私コアラも初心者のときは、オートサイト(オートキャンプサイト)とフリーサイト(フリーキャンプサイト)の違いはよくわかりませんでした。
キャンプサイトを選ぶときに一番よくないのは、どちらを選ぶか悩んでしまい、何がよくて何がよくないのか、結局わからないまま安易に決めてしまい、失敗してしまうこと。悩む時間ももったいないですし、色々な情報を調べるのも手間がかかります。
だから、初心者は「オートキャンプサイト」一択とすることであれこれ悩む必要はありません。
キャンプサイト選びはシンプルに決めちゃおう!
実はキャンプサイトを選ぶのに難しく考える必要はありません。
コアラ家でもオートサイトやフリーサイトのキャンプ場を利用してきましたが、それぞれメリットデメリットがあり特徴が違うので一概にはどちらが理想的とは言えません。
ただし、キャンプ初心者はオートキャンプをおすすめします。なぜなら、初心者向きのサイトだからです。その理由についてはこの先の記事で紹介します。
オートキャンプサイトとフリーキャンプサイトの違いや特徴とメリットデメリット

キャンプをする場所のことを、「サイト」と呼びます。
その「サイト」について説明します。「サイト」は大きく分けて2つの種類があります。
- オートキャンプサイト
- フリーキャンプサイト
オートキャンプサイト
特徴
設営スペースが決められている。車やテント、それからタープなどを定められたスペース内に配置。平均サイズは10m×10m程度。車のすぐ隣でサイトを展開するので運搬用のキャリーワゴンも必要ありません。ただし、場所により形や広さはまちまち。
項目 | 評価 |
広さ | 〇 |
自由度 | 〇 |
施設充実度 | ◎ |
フリーキャンプサイト
特徴
区割りのない自由なスペースを使用できる。特に利用スペースを決めることがないので、開放的。閑散期は自由度が高いが、混雑期は周囲への配慮が必要になる。車の乗り入れができない場合もあり、その場合はキャリーワゴンが必要になり荷物が増えてしまうことも。
項目 | 評価 |
広さ | ◎ |
自由度 | ◎ |
施設充実度 | △ |
初心者はまずオートキャンプサイトへ
どちらを選ぶか悩んでしまう原因は何がよくて何がよくないのか、結局わからないまま安易に決めてしまい、失敗してしまうこと。だから、初心者は「オートキャンプサイト」一択とすることであれこれ悩む必要はありません。
オートキャンプサイトは、初心者やファミリー向けのキャンプスタイルで、最初の選択としては理想です。また、設営は定められた範囲内という制限はありますが、「何をどこに配置するか」というレイアウトがしやすいのが利点といえます。
それから、家電製品を使えるAC電源が利用できるサイトも、オートキャンプサイトには数多くあります。調理に使うお湯をケトルで沸かしたり、暑いときは、扇風機で涼んだり、寒いときはホットカーペットで暖をとります。
ちなみに、ホットカーペットはリビングで使っているのを持っていきます。コアラ家は、ポータブル電源を持っていないので、AC電源付きサイトをよく利用します。ポータブル電源ほしいですね。
それに対して、フリーキャンプサイトはAC電源はないことが多く、混雑期はいい場所がなかったり、隣との境界線がないため自分のサイトの範囲が気になります。また、場所によってはトイレなどの施設から遠かったり、水はけが悪かったりします。また、運搬用にキャリーワゴンは必須です。
オートキャンプサイトを利用するときの注意ポイント7選

ここからは、オートキャンプサイトを利用するときに注意するポイントについて紹介します。
- 炊事場やトイレに近い(特に子連れ)
- 地面はフラット
- 大きい石が落ちていない
- 地形的に水がたまりにくく、流れ込まない
- 【夏キャンプ】日陰があるところ
- 【芝生サイト】土の範囲は狭く芝生の範囲は広いところ
- 【海沿いなど】強風対策で木や壁の近く
炊事場やトイレに近い(特に子連れ)

炊事場やトイレは近い方が便利です。コアラ家では、トイレから極力近いところを選びます。子どもがトイレに行っても、サイト内から見えます。他の利用者の方の視線対策としては、テントやタープ、車の位置を工夫して配置しています。また、夜間に照明が常時点灯して就寝時に明るい場合もありますので、テントの位置を工夫して対策しましょう。
地面はフラット
キャンプサイトの地面はフラットが最適です。サイトによっては、一部角度がついていたりする場合があるので、なるべくフラットな面積が多い場所がよいです。最低でも寝るスペースはフラットとなるよう、テントを配置しましょう。
大きい石が落ちていない

サイト内に大きい石がたくさん落ちているところは選ばないようにしましょう。テントの下に大きい石がある場合、いざ寝るときにものすごく気になります。なるべく石がゴロゴロある場所は避け、それでもなお落ちている石はサイトの端に寄せておきましょう。
地形的に水がたまりにくく、流れ込まないようなところ
サイトの地面をよく観察しましょう。まれに雨水が流れた跡がある場合があります。できれば、違うサイトがいいですが、最低でも水の流れた場所には、テントを配置しないようにしましょう。
夏は日陰がある

夏の日差しは体力を奪います。木陰や建物などで日陰がある場所をなるべく選ぶようにしましょう。また、日陰がない場合やテントやタープを張る際には、太陽が東から西に移動するときに、日陰も移動しますので方角も意識しましょう。
芝生サイトであれば土の範囲は狭く芝生の範囲は広い
芝生のサイトの場合、日当たりや利用頻度や管理の状況などの要因で、芝生のコンディションに違いがあります。
地形的に人が車や荷物の移動が多い部分は土が見えて、逆に移動の少ない端のほうは芝生がきれいな場合が多いです。
ですので、選べる場合は先にサイトの芝生のコンディションを確認してなるべく芝生が広範囲に生き生きとしているサイトを選びましょう。
また、ドッグフリーサイトの場合は、端っこの生き生きしている部分はワンちゃんのおしっこ等の栄養で元気な場合もありますのでご注意を。
海沿いや山キャンプであれば風の影響を受けにくい
海沿いなどは、キャンプサイトに強い風が吹きつけます。夜間にテントが飛ばされないか不安になることも。なるべく風の影響を受けにくい木の傍、フェンスの傍にテントを配置しましょう。フェンスの支柱など安定した場所にテントのロープをくくりつけるのも手です。

キャンプ場やキャンプサイトはすべて違うものなので、サイト内をよく観察しそれぞれの状況にあわせて対応しよう
以上が、オートキャンプサイトを利用するときに注意するポイントです。キャンプ初心者は、まずオートサイトを選び、紹介した7選のポイントを押さえて利用すれば、キャンプの第一歩、サイト選びはほぼ成功です。大切なことはキャンプ場やキャンプサイトはすべて違うものなのでサイト内をよく観察し臨機応変に対応することが必須です。キャンプ初心者は経験を積んで臨機応変に対応できるようにしていきましょう。何回か数をこなせばコツがわかると思います。
初心者はどっち?【オートキャンプサイトとフリーサイト】
初心者がキャンプサイトを選ぶときはオートキャンプサイトを選びましょう。サイトのレイアウトがしやすかったり、何よりAC電源を利用できるのが大きく、キャンプ初心者にオススメのキャンプサイトです。
私コアラもオートキャンプサイトをメインで利用しています。特に、小さい子供や犬がいるので、フリーサイトよりも安心して快適に過ごせます。
オートキャンプサイトの注意点はフリーキャンプサイトよりも開放感が得にくいことです。からといって、すぐにフリーキャンプサイトに挑戦すると疲れて嫌になってしまいます。
少しずつ経験を積んでいって、ある程度慣れてきたらフリーキャンプサイトにも挑戦しましょう。
この記事ではキャンプサイトの基礎知識や初心者が迷うキャンプサイトの選び方を解説しました。少しでもみなさんの参考になればうれしいです。迷いをなくして思い切りキャンプを楽しみましょう!
それでは、また
キャンプエンジョイセンター所長 コアラ
キャンプに必要な持ち物に関しては、記事内で紹介したもの以外に、以下の記事で詳しく解説しています。興味があれば読んでください。


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