愛犬とキャンプへ行きたいけど、いつになったら一緒に行けるのか悩んでいませんか?
私コアラはキャンプを始めて5年かけて、様々なキャンプ経験を積むことができました。同時に、愛犬のPくんと一緒に過ごしたその5年の間、何度も失敗を繰り返し、たくさんの遠回りをしてきました。
この記事では子犬とのキャンプをいつから始められるのか、また、無理なくキャンプを始めるためにどんな準備をしておけばよいか解説しています。
実はキャンプへ行くのに子犬が成犬になるまで待つ必要はありません。
私コアラが当時迷っていた、子犬と一緒にキャンプへ行ける時期とキャンプへ行くための事前準備をすべて伝授します!この記事がみなさんの役に立つように解説していきますので、よろしくお願いします!
結論:最速で5か月過ぎれば子犬と一緒にキャンプが行ける!
この記事では、子犬とのキャンプを無理なく始めるためにどんな準備をしておけばよいか解説しています。また、子犬とのキャンプをいつから始められるのか解説しています。
結論からいうとこんな感じです。
子犬とのキャンプへ行くための準備
- 病気の予防(混合ワクチン、狂犬病、ノミダニフィラリア)
- 最低限のしつけ
- 飼い主のキャンプ経験
- お出かけ慣れ
- 犬連れキャンプ持ち物の準備
子犬とのキャンプへ行ける時期
- 子犬と一緒にキャンプへ行くのは、最速でいけば病気の予防が終わるおよそ5か月が過ぎてから!
- できれば子犬に負担のかからない涼しい時期がよい。春(3月下旬から4月くらい)か秋(10月から11月くらい)
「子犬とキャンプへ行ける時期」と「キャンプへ行くために準備するもの」をピックアップしました。
それでは、上で書いたキャンプへ行ける時期や行くための準備を以下に解説していきます!
【病気の予防をしておこう】混合ワクチン接種、狂犬病予防接種、ノミダニフィラリア対策
子犬が健康に育ち、飼い主のみなさんと一緒に元気よく過ごすには、予防接種などの病気の予防はかかせません。病気の予防は、キャンプに行く前に済ませておきます。
病気の予防が終わるのはどんなに早くてもで子犬の月齢が5か月過ぎた頃になります。つまり、この時期が最速でキャンプに行ける時期となります。
混合ワクチン接種|ポイント|かかりつけ医にキャンプ行く旨要説明
2か月たって元気に動き回り、食欲や便の状態に異常がなければ、病気予防のために混合ワクチン接種することになります。最短接種は、生後2か月で1回目接種、3か月で2回目接種、4か月で3回目接種となります。
また、混合ワクチンには種類があります。
ワクチン接種する際は、山や林間のキャンプへ行くことをかかりつけの動物病院で説明し、必要な種類を接種するようにしてください。コアラ家のPくんはキャンプへ行くことを説明し10種を接種しています。
狂犬病予防接種|ポイント|混合ワクチン接種時期に注意
狂犬病予防法により、生後3か月以上の子犬は狂犬病予防接種を受けなければなりません。
混合ワクチンとの接種時期が重なるため、日程調整を含めて動物病院での接種をおすすめします。時期的に混合ワクチンの2回目、3回目接種と重なります。
初めて接種するときに動物病院で自治体への登録をしてくれる場合もありますので、接種の際はかかりつけの動物病院に聞いてみてください。
飼い犬への狂犬病予防注射
日本では、狂犬病予防法で、犬の飼い主に、犬の自治体への登録と毎年の狂犬病予防注射の実施が義務付けられています。(中略)
発症するとほぼ100%死亡します。現在も世界のほとんどの地域で発生し、年間約6万人が亡くなっています。外国から侵入してくる危険性は常にあると言えます。出典:私たちがつくるペットとのこれから
(環境省自然環境局総務課動物愛護管理室 令和3年9月発行)
フィラリア症の予防|ポイント|薬時期をスケジュールアプリで管理
予防薬は蚊の発生から1か月後に飲み始め、蚊がいなくなった1か月後まで飲ませます。
薬を飲ませるのを絶対に忘れないように、スマホのスケジュールアプリなどにあらかじめ予定を登録しておくことをおすすめします!我が家のPくんは月1回飲むタイプのイベルメッグDSPという予防薬を処方してもらっています。
ノミ・マダニの予防|ポイント|草むら行かせない&予防薬
普段の散歩でも草むらや木の下などへはなるべく行かせないようにすることや、寝る場所などもこまめに掃除して常に清潔となるよう心掛けることが大切です。
予防薬もありますのでキャンプへ行く前にかかりつけの動物病院で相談してみることをおすすめします。我が家のPくんはシンパリカトリオという予防薬を処方してもらっています。
【最低限のしつけをしよう】吠え癖、噛み癖
犬連れキャンプにおいて、犬の「しつけ」はとても重要です。子犬とはいえ、基本的なしつけが出来ていないと「せっかく楽しいキャンプに来たのに、犬の無駄吠えが気になってしまい全然楽しめない」という状況に陥ってしまうことがよくあります。
キャンプにおいては、特に無駄吠えなどの吠え癖や噛み癖などが心配なので、普段から取り組んで治しておきましょう。
犬のしつけは、こちらの記事が参考になります。
≫【無駄吠え対策】キャンプで失敗しない犬のしつけ方を基本から完全解説!
子犬のしつけなら、
「初めて子犬を飼うので、どんなしつけをすればいいのか、何を買えばいいかわからない」
「久しぶりに子犬を飼うので復習に使いたい」
「子犬の成長を目に見える形でお祝いしたい」
という方、子犬のしつけ本やしつけグッズを解説したこちらの記事を参考にしてください。
≫【子犬のしつけ】「こいぬすてっぷ」の評判は?口コミ、値段の最安値を徹底解説!
【キャンプ経験値を積んでおこう】未経験でも工夫して対応!
キャンプへ行くと、テントサイトの設営や食事の準備などやることがたくさん。
それに加えて、愛犬の散歩や遊び相手ともなると、なかなか大変です。
なので、飼い主は、最低限のキャンプ経験や知識を有していることで、子犬とのキャンプはスムーズになります。
未経験だとしても、設営のいらないコテージを利用したり、手間のかからない食事にするなど工夫することで、子犬との楽しむ時間を確保しましょう!
【お出かけ慣れしておこう】散歩&車移動
キャンプに行く前には、お出かけ慣れしておきましょう。
近所の散歩に慣れることはもちろん、車での外出も慣れておきましょう。コアラ家のPくんは、子犬の頃は車での外出が苦手で酔いやすい体質でした。幸いにも成長してキャンプに行ける頃にはすっかり慣れていました。
お泊りキャンプだと、移動時間が長く子犬に負担がかかります。最初は、近所の公園やデイキャンプなどで経験を積んでから、お泊りキャンプにステップアップするのがおすすめです。
【初キャンプに最適な季節】夏は熱中症に注意
子犬と初キャンプに行く時は、季節も気にしましょう。
犬は暑さに弱いです。子犬と初キャンプのおすすめ季節は、春(3月下旬から4月くらい)か涼しくなってきた秋(10月から11月くらい)がベストです。夏は暑く、マダニもでます。
初キャンプで少しでも安心安全に行きたいなら過ごしやすい季節に行きましょう。
初キャンプおすすめキャンプ場
犬連れキャンプの、通常のキャンプ場の選び方のポイントは以下の通りです。
詳しくは、こちらの記事を参考にしてください。
≫オートキャンプ場へ犬連れで行く【失敗しない為のコツ】厳選3選!
おすすめキャンプ場ポイント5つ
(キャンプ場2つ+キャンプサイト3つ)
- (キャンプ場)家から3時間以内
- (キャンプ場)周辺の自然環境
- (キャンプサイト)ドッグフリーサイトの有無
- (キャンプサイト)ドッグランの有無
- (キャンプサイト)木陰の有無
上記5つのポイントに加え、子犬の初キャンプにおすすめする条件はこちらです。
ドッグフリーサイト必須!
人が少ないキャンプ場
市街地に犬用品が買える店に近い()
ドッグフリーサイト必須!
キャプサイトを柵や塀で囲い、常にリードフリーな状態でいられるのがドッグフリーサイトです。子犬の初キャンプでは、ストレスなく飼い主と愛犬が自宅と同じように過ごせることが重要です。その他、ドッグフリーサイト付のコテージもあります。
人が少ないキャンプ場
吠え癖がある子犬も相手のワンちゃんがいなければその被害は最小限に抑えられます。また、隣のサイトと近い場合トラブルに発展することも。
できれば、人の少ない時期やタイミング、あるいは、密集した場所を避けたテントサイトを選ぶのがよいでしょう。
市街地に犬用品が買える店に近い
初キャンプは何かと慌ただしく、愛犬の食事が足りなくなったり、忘れ物をする場合も。そんなときでも、キャンプ場からすぐ行ける距離にホームセンターなど犬用品が買える店があれば困ることはありません。不測の事態もリカバリーしていきましょう。
初キャンプの持ち物
初キャンプの持ち物は以下の通りです。初めてのキャンプだけ持っていく特別なものはありません。次回以降のキャンプも同じように準備しましょう。
詳しくは、こちらの記事を参考にしてください。
≫オートキャンプ場へ犬連れで行く【失敗しない為のコツ】厳選3選!
ポイント
- ドッグフード(いつものフード、ごほうびフード、おやつ)&食器
- お散歩グッズ(リード、ハーネス、お散歩バッグ、ウンチ袋、おしっこ用ボトルなど)
- タオル
- 防虫スプレー
- クレート(必要に応じて)
- ウォータージャグ
- 大好きなおもちゃ
- ドッグコット
- 係留用のアンカー(ドッグフリーサイトなら不要)
ドッグフード(いつものドッグフード、ごほうびドッグフード、おやつ)
いつものドッグフードを宿泊数にあわせて持っていきましょう。また、子犬の好きなフードやおやつも持っていくとよいでしょう。
お散歩グッズ(リード、ハーネス、お散歩バッグ、ウンチ袋、おしっこ用ボトルなど)
お散歩グッズも持っていきましょう。ドッグフリーサイトでも、サイト外へ散歩やお出かけするときには必要になります。
タオル
川遊びや水遊びで濡れたときや汚れた体を洗い流した後に必須なのがタオルです。吸水力が高く速乾性があるセームタオルはおすすめです。
防虫スプレー
自然の中で過ごすため、虫除けスプレーや蚊取り線香は持っていきましょう。特に山キャンプはアブやブヨに注意!
クレート(必要に応じて)
就寝時にクレートを使う場合は、落ち着いて寝かせるため持っていきましょう。
ウォータージャグ
水道が遠いこともありますので、愛犬がいつでも新鮮な水を飲めるようウォータージャグを用意しておきましょう。ドッグフリーサイトはサイト内に水道が設置されていることもあります。
大好きなおもちゃ
サイト内で遊べるおもちゃを持っていきましょう。コアラ家は、犬のPくんが大好きなボールを持っていきます。ドッグフリーサイトならサイト内で遊べますよ。
ドッグコット(寝るときの汚れ軽減)
ドッグコットは、寝るときの汚れや濡れを軽減できます。安心してくつろげるよう、自宅や普段使いして慣れさせておきましょう。
係留用のアンカー(ドッグフリーサイトなら不要)
愛犬を係留するためのアンカーです。フリーサイトや柵がない区画サイトでは必須。ちなみに、ドッグフリーサイトなら不要です。
初キャンプの注意点
リードは常時
ドッグフリーサイトを利用できれば、常時リードは不要ですが、それ以外のテントサイトでは必ずリード着用になります。
リードは忘れないようにしましょう。散歩も出来ないですしね。
トイレマナー
トイレは、サイトの端っこの柵周辺で過去のご利用ワンちゃんが、マーキングしています。そのマーキングのあたりで、各ご家庭の愛犬もおしっこやウンチをします。
他の人のサイト周辺やキャンプ場内の通路や共通スペースなどで排泄しないよう訓練が必要です。散歩へ出かける際もマナーを守りましょう。
用を足した後、水で流すのを忘れずに。
暑さ対策、寒さ対策
犬は暑さが苦手です。体が暑いときに熱を逃がすのはベロ(舌)だけです。
できれば、暑い夏は積極的に出かけるのは避けた方がおすすめです。
寒さ対策は、犬種によっては必要です。例えばプードルなどの犬種は寒さは苦手です。
まとめ
この記事では、子犬とのキャンプをいつから始められるのか解説しました。
この記事で書かれた内容を読めば、子犬とのキャンプへいつ行ったらよいか、また、どんな準備をしたらよいか迷うことはありません。
今回の記事が少しでもみなさんの参考になればうれしいです。迷いをなくして思い切りキャンプを楽しみましょう!
最後にもう一度ポイントをおさらいです。
子犬とのキャンプへ行ける時期
- 子犬と一緒にキャンプへ行くのは、最速でいけば病気の予防が終わったおよそ5か月後から!
- できれば子犬に負担のかからない涼しい時期がよい。春(3月下旬から4月くらい)か秋(10月から11月くらい)
子犬とのキャンプへ行くための準備
- 病気の予防(混合ワクチン、狂犬病、ノミダニフィラリア)
- 最低限のしつけ
- 飼い主のキャンプ経験
- お出かけ慣れ
- 犬連れキャンプ持ち物の準備
それでは、また。
キャンプエンジョイセンター所長 コアラ
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